メキシコ人と結婚したら

メキシコ人の夫と日本で生活中!国際結婚奮闘記!

メキシコ女子の身だしなみ

ある日私のうでをまじまじと眺めたぺぺ。

「なんで腕毛を剃るわけ?」と聞かれました。

 

えっ。だってそれが普通だから、、、

 

「なんで普通なの?毛があるのが普通じゃん」

 

えっっ。だって毛がない方が男子に好まれるっていうのが常識の社会で育って来て、私は毛が黒くて毛深い方だから、、、、

 

「腕毛ないとか、へん!そのまま生やしなよ〜。指毛もだよ〜。僕の妹はそのままだよ!」

 

えっ。じゃあさ、メキシコの女子は毛、剃らないの??

 

「腕とか指とかは剃らないよ!足は人それぞれ〜」

 

というわけで、メキシコではセミナチュラルが好まれるようです。

 

が、

 

「ワキ毛はありえない!!!」そうなので、お気をつけください(笑)

 

 

ちなみに、体臭はやっぱりメキシコ人はある方、らしいので、みんなデオドラントは手放せないそうです。

彼氏彼女になったとき、長時間一緒に過ごしても体臭が大丈夫かは1つの判断基準だそうです(笑)

かつてぺぺのクラスメイトが日本に旅行に行った感想で、

「日本人は本当に臭くない!においがしない!」と感動していたそうで、ぺぺも日本に来てほんとにそうだな〜と実感しているそうです( ´∀`)

 

最近日本でも香りがいい柔軟剤が流行ったり、においにおいって言い出しましたよね〜。私、個人的にはいい兆候だと思うんですよ。当然臭いよりはいい香りの方がいいですし。体臭くさいよりは香水くさい方がまだ我慢できます(笑)

 

わたし、昔から地獄鼻なので、「においは犯罪だ!」というスローガンを掲げています。スメハラ、あると思います。

 

って、さいごだいぶ話ずれましたが、ムダ毛処理ひとつ取っても、国が違えば違うもんですね〜。わたしの常識はアナタの非常識、というのも、国際結婚の面白いところです( ´∀`)

 

律儀なメキシコ人

思えば、呼びかけ的な言葉って日本語特有だと思います。

 

例えば、店に入った時の「いらっしゃいませ〜」や「またお待ちしてまーす」。

特に返事しなくていいですよね。

 

だけど、これ、例えばカナダの場合だと、「いらっしゃいませ〜」は、

「Hello, how are you?」か、「Hello, can I help you?」なんです。なので、普通に「good, thank you」とか返して店内を見て回ります。会話することで、私は怪しいものではありませんよってことを示すことにもなります。逆にスルーすると、「なんだこの不愛想なやつは、気難しい客かな」とか、「ちょっと要注意かも」って思われちゃいます。

 

メキシコでもそのやり取りはおなじなんだそうです。もちろん、スペイン語バージョンですけど(笑)

 

そんな習慣が染みついているぺぺは、たとえ言語が日本語になっても、お返事は忘れません。

 

「いらっしゃいませ〜」と言われれば、「はーい」

「またお待ちしておりまーす」と言われれば「はーい、どうもありがとございまーす」

 

レストランで席を立った時にすかさず言われる「ありがとうございまーす!」に対しても、「はーい!」

 

うどん屋でバイトしてた私としては、席を立った時の大声でのありがとうございまーす!は、ほぼほぼ「お客が帰るのから誰かレジに入ってー!」の合図なんですけど( ´∀`)

 

大好きなドラゴンボールの予告で、悟空が最後に「絶対見てくれよな!」というと、「はい!みます!」と返事をしたり、かと言って次回作が興味がないと「NO!みない!」と、律儀にお返事しています(*´∀`)♪

 

日本人が社交辞令で、「ご飯でも行きましょう」「いいですね」とか言ったりしますが、ぺぺにとっては場を丸く収める社交辞令でと本気の区別がない文化で育ったので、「ほんとにご飯行く気!?」とか聞かれたりすると、ズコッとなる反面、やっぱりこういうのって日本独特よね〜〜、としんみり思うのでした。

 

私は自分で言うのもヘンですが、社交辞令とかあまり好きじゃないので、ビジネス上必要に駆られた時だけ、死んだ魚の眼+ボー読みで口から出すんですけど、それ以外ではほんとにご飯行きたいとか思った人にしか自分からは言いません。

が、言われた時は、そこはもちろん「そうですね( ´∀`)」というのが大人のタシナミ🌟というわけで、日本社会で生きて行く以上は必要な能力ですわな〜。。

 

そのへんはぺぺも持ち前の鋭いカンを駆使して、日本人のように社交辞令を身につけております(笑)

 

文化と言葉って、切ってもきれないところが多いですが、言語を変えても扱う人の持ってる文化がその言語に合わないと、やっぱりちょっとずれちゃうこともありますよね。ただ、ぺぺのお返事はただただ律儀なだけなので、おもしろいからこのままにしておこう( ´∀`)ぐふふ。

バレンタイン

もうすぐバレンタインですねぇ〜〜(*´∀`)♪

というわけで、デパートのイベントに行ってまいりました!

 

日本だけでなく、世界のチョコレートが集っていて見るだけでも楽しい🌟

 

毎年バレンタインは、自分や友達のためにチョコレートを買うのが私の恒例です。人生で、頑張ってチョコを手作りしたのは、小学生時代に遡りますねぇ〜〜。

しかもあのころはお家まで持って行ったりして(親同伴)、だいぶ素直で積極的でした。お返しには明らかにお相手の親が準備してくれたのであろう、かわいいメモ帳をもらって嬉しかった思い出があります。

 

時はたち、金を持ったオトナ女子は、デパートに集ったイタリアやフランスなんかからやって来た高級チョコレートを堪能するようになったわけです。

 

が、今年から決定的に違うことは、結婚したっつーこと。面白いことに、結婚前は遠距離だったので、今年が初めて一緒に過ごすバレンタインというわけで。

 

さてさて、メキシコのバレンタインはさぞ情熱的なんだろうと期待したアナタ。実は結構タンパクなのです!

 

バレンタインはメキシコでは「サン・バレンティン」。

この日は、彼氏彼女の関係の人たち、もしくは、好きな人がいる男の子にはチャンスの日🌟

当然チョコレートをあげる習慣はなく、その代わりにお花とプレゼントを携えてデートに行くわけですね。

結婚した夫婦にとっては、特にスルーしても問題ないイベントということで、感覚としては日本におけるクリスマスみたいなものでしょうか。

もちろんこの日にデートに誘われれば、それなりに意味をもつので、より本気度が増すと考えてよし!

 

私がバンクーバーに留学していた時も思ったのですが、バレンタインデーには手に花をもった男性が大勢、ニコニコと道を歩いていて、その「女性にお花をプレゼントする」という習慣がすごく素敵だな〜〜❤️と憧れました。

ぺぺにも「お花、好きだな〜もらったら嬉しいな〜〜」と呪文のように行っているのですが、今まで一度もくれたことなし!!キーーー!!

気長に待とうと思います。。

 

そんなぺぺ曰く、日本のバレンタインはとってもヘン!だそうです(笑)

まず、なぜチョコレート?

なぜ女子から?

なぜ告白?

義理チョコってなんのために!

しかも翌月にお返しの日??3倍で!?

 

スーパーヘンな!!だそうです。

 

ま、商業界による戦略でそういう風に根付いちゃってるから、しょうがないのよね〜。最近では友チョコとか、自分へのご褒美チョコとか、いろいろ裾野を広げてるから、大目に見てね( ´∀`)テヘヘ♫

 

なので、外国人女性にアプローチしようと考えている日本人男性には、とりあえずお花をプレゼントすることをお勧めいたします!

 

写真は、イベントで食べた「ジェラート・ピコ」というデザート。

チョコレートソースをジェラートにかけると、パリパリになって面白い食感が楽しめました🌟

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お食事ギャップ

国際結婚して、びっくりする場面ていろいろあると思うんですが、ひとつはやっぱり食事の場面です。

 

日本人って、小鉢とか、盛り付けとか、とても繊細ですよね。

わたしの母も器とか焼き物が大好きで、料理もうまくて、盛り付けも素敵だったので、わたしもそういうことを自然と気にするというか、そもそもそういうのが好きなタイプです。

一方、ぺぺのはワンプレート文化。盛り付けはある程度気にたとしても、日本のものとは全く違います。

そもそも小鉢に分けられた料理を別々にちょこちょこ食べるという文化はありません。

 

顕著なのはマックに行った時。ぺぺは、ハンバーガーを包んである紙をバーっと広げて、その上にポテトを全部ザーッとだして、ケチャップをバーンと乗せて、ワンプレートにしてから平らげます。

「なんでそうするの?」と聞くと、「だってこうやって食べるもんだから」とシンプルな答えが返ってきました(゚∀゚)

ほほう。

 

わたしが料理をした時なんかは、それこそ最初の頃は盛り付けも張り切って美しくしていたんですが、そんなことは気にも留めないような感じで、「おんなじお皿でよかったのに〜」と、ワンプレートにされるので、最近はもうハナからワンプレートで提供することにしています。

 

そんなぺぺが理解できないというか、キライなのが、コース料理。

でっかい皿の真ん中にチョコっと上品に盛り付けられたあのプレートが、意味不明であまり好きじゃないんだとか。初めからどーーん!と乗っててほしいんだと。

 

…(゚∀゚)

 

そうすか。結婚記念日とかに、ちょいお高めのコース料理を予約するというわたしの夢、破れたり……。。

 

そのくせ、家で牛丼とか丼モノを作った時には、「お肉ごはんに乗せないで〜!別々にちょうだい」とか言いやがるので、ギリギリギリ( ´Д`)y歯ぎしり。 ですよ。

理由は白いご飯が好きすぎて、味わいたいから。

なんやねん!!!

 

そんなわたしも最初は、せっかく盛り付けたのに!とか悲しい気持ちになっていましたが、今は、ワンプレートで喜んで食べてくれるんだからとっても楽じゃん♫とすっかり慣れて、たまに自分のために繊細な盛り付けを楽しんでいます(笑)

 

出されたものを黙って食べないぺぺですが(笑)、それも国際結婚の面白味ですね(*´∀`)♪

似ている

女の子は結局、お父さんに似た人を旦那さんに選ぶと言いますが、これ、果たして相手が外国人でもそうなのだろうか??

 

答えはイエス!

 

まず、見た目から。

私、若かりし頃は背が高い人が好きだった、ていうか、憧れてたんです。

若い子が言いがちな見た目の条件的な?私にも一応あったんですよ。

で、無謀な私は、「男たるもの、180センチくらい欲しい」などと夢見ていたわけです。

 

とある日、私は結婚した親友と話していました。私が無謀な身長の好みをいうと、

「でもさー、身長が同じくらいだと顔が近くていいよ」

と言われて、妙に納得しました。

「それにさ、もし相手が倒れて運ばなきゃいけないとしたら、同じくらいの方がいいし。」とも。

なんて現実的な考えなんだ!と感動しながらも、その時は、とはいえやっぱり自分よりは10センチくらい高い人がいい〜〜と、理想を捨てきれずにいました。

 

で、ぺぺ。身長は私より1センチ高いだけ!テヘヘ( ´∀`)!!

結局そうなんですよ、身長なんてどうでもいい理想だったんです(笑)

「かおが近くていいよ」という友達の言葉の意味もわかりました。

 

で、なによりお父さんと同じようなサイズ感なのが妙に安心します。

私の両親も1センチ違いの夫婦で、だいたいおでかけの時はお母さんがヒールを履くので身長が逆転していたのですが、そういや全然気にしてなかった!!

 

ちなみにお母さん、その昔、「わたしはね、身長が高くてすらっとした、アランドロンみたいな人が好きなのよ、ほんとはね。でもお父さんと結婚したの(笑)」と言っていたのを覚えています。

 

というわけで、見事にお父さんサイズの旦那さんです。

 

そして肝心の中身。

 

うちのお父さんはとってもおしゃべりなのですが、ぺぺも負けじとおしゃべり男子。

とくにテンション高い時の2人の行動がシンクロ!

とにかく1人でしゃべる!CMのフレーズをリピートする!ドラマ見てるのに横から質問する!!あまりにしゃべるので、

「ちょっと、シー!!」というと、すごいションボリする!!!

なんだこのリンクは!!

 

そして呑気。呑気なところがソックリ。。

お父さんはメキシコ人だったのかも、、、。そう思えば納得(笑)

 

そしてへんなところ几帳面!しかも突然発揮する!!

いきなり片付けだして、「なんでこれ、ここに置いてるの?」とか言い出すのとか、クローン!!!

 

もちろん、違うところもいーっぱいありますが、なんだか妙に、

娘は結局父親の面影がある人を選ぶ。という格言?は間違いではないな、と納得しました。

 

そんなわたしのお父さんですが、地声がでかくて家族にはうるさがられているのですが(笑)、ぺぺにしてみると、「声が大きいから日本語が聞き取りやすくて助かる」んだそうです。しかも、おしゃべりなのも「フレンドリーでやさしい」と高評価!よかったね、お父さん!

結婚線

気まぐれ「ふたりの出会い」回顧録🌟

そしてちょっぴりスピリチュアルな回顧録🌟

 

子供の頃からスピリチュアルな母の影響で、自然と「目に見えない力」系のことには興味もあったし、受け入れてもいました。

で、私はほんとーにホレタハレタ話がなかったので、その度に自分の手相とか星占いとかを見て自分で自分を励ましていたのですが(笑)、昔からその手相に関しては、結婚線てやつが、濃い線がきれーーいに一本、左右にスーッと伸びていて、その他の線は一切ナシ!!だったのです。

 

母からは、「あんたにぴったりな人が突然すっと現れるんよ、人生に1人やね」と言われていました。

人生でただ1人か、、、と、若い私はちょっとがっかりした記憶があります。

 

時はたち、30を手前にした私。運命の1人はいつ現れるんじゃい!!未だに彼氏の1人もできないどころか、例のゴタゴタの真っ最中。そういえば、と、ふと結婚線を見ると、昔からある濃い一本線の下に、うすーーく、線が現れていたのです。ただ、その線は微妙にズレていて、おかしな話ですが、自分でもその時、その彼は運命の相手じゃないな、と直感で思ったのでした。

とはいえもうすぐ30歳!もう、一回くらい失敗してもいいから、とにかく誰かと付き合ってみたい!という人間的な欲求と、自分ではないと思っていたけどもやっぱりちょっと焦る気持ちと、目の前になんかちょっと違うけどうまくいきそうな感じの人がいる、(元)友達も焚き付けてくる!ということで、なんだかんだもがいていたなぁ〜〜( ´∀`)と、今振り返るとあの頃の私をよしよししてあげたい気持ちです(笑)。

 

それからぺぺに出会った経緯はこのブログで書いた通りです。

ぺぺと関係が深まるにつれ、今までにないトントン拍子ぶりに、色ボケとかそんなんじゃなく、真面目に、

「これがぴったりな人か!スーッと現れた!この、気持ち悪いほどピッタリあった結婚線の相手なんだ!」と思えました。

そしてまた、ぺぺもそういうスピリチュアルなことをすんなり受け入れる人だったのです。

今までに起こったことを話し、自分が思っていることを話した時、ぺぺは、

「すごい!!ぼくたちは探していた片われ同士だったんだね。ぼくは身のまわりに起こることはすべて意味があると思っているんだよ」と、普通の調子で言いました。そのことに私もとても心が晴れ晴れしたのを覚えています。

 

こういうスピリチュアルなことは、信じる信じないは個人で色々あると思いますが、ぺぺが自分と同じ考えを持っていることがとても嬉しかったのです。

 

さて、その結婚線ですが、左右の手の感情線の出発点どうしをピタッと合わせてご覧ください。過去しっかりしたお付き合いをしたことがあれば、何本かくっきりとした線が見えたりします。手相は変わるというのは本当で、私もそのうっすら線はあとから現れたものです。

 

恋愛のことだけでなく、仕事やそのほかのことも、運命の出来事はとにかくトントン拍子ぶりが段違い🌟

信じる人も信じない人も、一度自分の人生をふりかえってみると面白いかもしれません( ´∀`)

イタズラ

突然ですが、南米では辛辣なブラックジョークが好まれる傾向にあります。

ぺぺがよく見ているユーチューバーコメディアンの1人も、街中ですれ違いざまにいきなり人のズボンを下ろしたり、パイを投げつけるという動画を公開して笑いをとったり、床屋に強盗が押し入るという大掛かりなドッキリを仕掛けて客を恐怖に陥れた後に「うそだよーん」てな感じでドッキリを告げる、的な、ちょっと笑えないことをやってます。

それをぺぺはけっこうお笑いとして楽しんでいるのですが、私にはちょっと理解できない笑いなのです(*_*)

そこの笑いのセンスは合致しない私たち。

 

で。

先日ぺぺと駅で待ち合わせしてて、待っている間、ちょっと仕事関係のメールを打っていたんです。そして文章を打ち終わって、確認のために読み直していると、後ろからにゅっと手が伸びてきて、いきなり送信ボタンを押されました。

 

めちゃくちゃびっくりして振り返ると、ぺぺが「テヘヘッ( ´∀`)」って感じで立っています。

 

・・・。

 

テヘヘじゃねーーよ!!!と、私は怒り心頭(`_´)

「なにしてくれてんの!ばか!」と怒ると、まるでお母さんにおこられた子供のようにみるみるしぼんでいき、

「ごめん、、、、ちょっと脅かそうかと思って、笑うかと思って、、、、、」と完全想定外の様子。

その時、「ハッ(゚∀゚)これはあの、コメディーの感覚だ!南米的ジョークだ!!」と悟ったのでした。

 

とはいえ、私の中では最もやってほしくないワーストランキングに入るものの1つ。というわけで、こっぴどく怒って、2度とやらないでください、と言い聞かせたのでした( ´∀`)

 

他にも理解できない南米的コメディーでは、

歯医者の治療に行ったら歯医者が下手すぎて死んじゃって、最後に歯医者さんが「これでもう虫歯に悩みませんね」といって終わる、というドラマ形式コントや、

放送禁止用語満載の侮辱系漫談など、シーン(゚∀゚)ってなる感じのものがチラホラ見受けられます。

もちろん中には大爆笑ものもいっぱいあるんですけどね🌟

 

ま、これも国際結婚の醍醐味かと、しみじみおもったとある夕方なのでした🌆