ヌーハラ
話題になっていますね!
この件をペペに聞いてみたところ、はい、やっぱりペペもちょっと気持ち悪く感じるんだそうです。
そもそも音を立ててものを食べることがマナー違反の西洋文化圏の人たちにとっては、すするという発想自体がないので、
まずビックリ→やめてよーーーって感じになるんだそうです。
でもペペは、
「文化だってわかっているから、気にしない」のだそうです。
わたしの持論では、そば、うどん、ラーメンはすするのが文化、スパゲッティをすするのはNGです!
でも、ペペと話してて、だけどそれは文化なんだから、旅行はそういうのも含めて文化を尊重すべきだよね、という話になりました。
じゃあご飯を手で食べる国に行ったら、どうするの?
挨拶で鼻をすり合わせる国に行ったら?
その国の文化を尊重すべきでは?
もちろん、中には受け入れがたいこともあるかもしれませんが、日本に旅行に来て、驚いたこと、楽しかったこと、ちょっと嫌だったこと、全部が旅の醍醐味でもあります。
ペペ曰く、住んでてもそうだ、と。
やっぱり全ては、郷に入っては郷に従え、なのです。
異文化理解の小話で、大学の時に先生が話してくれた話。
国籍がバラバラの三人の男が、登山中雨に遭って山小屋で休憩していました。
焚き火をたいて、1人は棒に刺したマシュマロを焼き、1人はスープを飲み、1人は濡れたパンツを棒に引っ掛けて焚き火で乾かしていました。
スープを飲んでいた男が、パンツを乾かしていた男に、
「食べ物と一緒の火で下着を乾かすなんて気持ち悪いからやめろよ」と言うと、
「だったら言わせてもらうけど、お前がスープを食べながら鼻水をかむ音の方がよっぽど気持ち悪いよ」と言い返されました。
マシュマロを食べていた男は、「おい、食事中にしゃべるなんて行儀が悪いからやめてくれ」と言いました。
人それぞれ、育ってきた環境や文化で、何がマナー違反で何が一番嫌か、ちょっとづつ違うのは当たり前だと思いますが、そのことで相手を批難することはできないのかもしれません。そこを理解して尊重していくことが異文化理解の第一歩だ、と言う話でした。
海外の旅行客の人たちにはぜひ、色々"楽しんで"ほしいものです( ´∀`)