カスタマイズ
突然ですが、レストランに行ったとき、メニューを見て、
もっとこうだったらな……
これさえなければな………
これはこのソースで食べたいな………
とか、ちょいちょい変えたいことがあったとして、あなたはどうしますか?
もちろん、どうしたいか言う人もいると思うんですが、日本ではけっこう、
「あるものの中から選ぶ」っていうのが習慣だと思います。
しかーし、メキシコ人にそんなことはないようです。
ぺぺとレストランに行くと、かならず、
「これはいらない」
「これのソース無しで」
「レモンください」
「それ以上焼かないで」
「このソースはどんな味?」
とかとか、いろいろ平気でいうのです。
たとえソースがこだわりの店でも………
結婚した当初はそれがけっこうストレスで、店員さんにいうのは私だし、メニューからおとなしく選べよ!とおもっていたのですが、
曰くメキシコでは普通なんだと。
なんならソースも味見させてくれると。
ほんとかよ!
と半ば疑っていたのですが、先日札幌オータムフェストに行ったときのこと。
メキシコ人がタコスの店を出していたので、どんなもんかと買いに寄りました。
ぺぺがメキシコ人と見ると、店員さんもフレンドリーに。
すかさずぺぺ、
「コーンのトルティーヤある?」
店員さん「ないよ、最初は使ってたけど日本人の好みに合わないから小麦粉にしたんだ。ソースは?辛口?」
ぺぺ「いや、あんまり辛くないの。それ、どんな味?」
店員さん「うちのはうまいぜ!味見してみる?」
ぺぺ「うん。ペロッ。ふーん、美味しいね。オッケー、かけて。レモンある?」
店員さん「あるよ、何個ほしいの?」
ほんとに味見させた〜〜!!レモンもイヤがってない〜〜!!
これ、店側が売りにしてない限り、日本ではあまりないよなぁ〜〜とかおもったのです。
お客様は神様という日本だけど、カスタマイズ文化はないな、と。
常連とか金払いがいい人にはあるのかもしれないけど、なんていうかうまく言えないけど、メキシコ式は臨機応変で寛容ってかんじです。
日本だと、作ってくれた人の気持ちを考えて、味付けしたりするのは失礼っていう文化ありますよね。
ご飯だけでなく、プレゼントとかも、とりあえずそのままうけいれるというか。
そこらへん、はっきり言っちゃうのがメキシコ人なのだろうか。
ぺぺ、最近は何かを察してか、レストランでも色々言わなくなりましたが、たまに
「〇〇があるか聞いて」
と言われると、ヨメの私はあからさまにヤな顔するので、近頃は自分で聞こうと努力するぺぺなのでした(笑)
さてさて、こんな文化の違いを検証できる里帰りが近づいてまいりました。
あちらの様子も、このブログで色々レポートしちゃおうと思います⭐︎
おたのしみに〜〜❤️