ナレソメ④
うまくいく時はトントン拍子
↑っていうのも本当です。
メッセージを送ってきたメキシコ人の名前はペペ。
私はプロフィール写真に、アフリカンサファリで虎の赤ちゃんを抱っこしている写真を載せていたのですが、彼からきたメッセージは、
「ぼくも虎と撮った写真があるよ。もしよかったらやりとりしない?」という内容でした。自己紹介の欄を見ると、「獣医・日本語勉強中」の文字。
へぇ〜〜珍しい!
と思って返信しました。
するとめちゃめちゃ早い返事。
今までの外国人と違います(笑)
そこからは毎日チャットでやりとりして、お互いのことを色々話しました。
昔から知っているような不思議な感覚でした。
話を聞くと、ペペはすでに日本への旅行を計画していて、チケットも買っているとのこと。だけど東京には興味はなく、田舎へ行きたいけど、どこがオススメか?
最初はそんな話をしていて、そのうち何日か私を訪ねるから、会おうよ!っていう感じでした。
だけど毎日話すうちに、お互いにビックリするほど共通点が多く、価値観も合っていて、ぐんぐん距離が縮まっていく感覚がありました。
結局、旅行の目的が「お互いに会うこと」に変わり、ペペはダイレクトに私が住んでいた街にやってきました。
ちょうど私も休みがあったので、一緒に私の実家へ(笑)
当然家族もびっくりでしたが、関西人の母と社交的な姉、温厚な父と姉の夫に迎えられ、すんなり溶け込み、そこからはトントン拍子で話が進みました。
1ヶ月の滞在が終わって帰国する頃には、すっかり2人でいることが自然になっていて、お別れの時は私もペペも号泣。
帰国してからも毎日のチャットは欠かさず、自然と結婚の方に話が進んでいきました。
謎のフられ事件から6ヶ月後にペペに出会いました。
そして出会って1年ちょっとで結婚となったのでした。