メキシコ人と結婚したら

メキシコ人の夫と日本で生活中!国際結婚奮闘記!

Feliz año nuevo 2020!!

みなさま、遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします⭐️

今年はいろんなイベントが控えていますので、いろんな新鮮な記事をお届けできるのではと思っております。

 

さて、新年早々、我が家でちょっとした紛争?がありました 笑

ま、文化の違いから来る誤解だったのですが、興味深かったのでシェアしようと思います。

 

お正月の過ごし方、もちろん日本人でも色々なパターンがあると思うのですが、

我が家は典型パターンの1つ、

⭐︎大晦日は紅白見ながらまったり過ごす

⭐︎三が日はお参り行って初売り突撃

です。

これって、小さい頃からのザ・お正月の典型だし、日本人的には「大晦日だなぁ」「正月だなぁ」って感じがしますよね?

で、当然メキシコ人のぺぺには当然その感覚がわかりません。

分からないってことは、わたしも頭では理解してたんです。

でも、もう2回日本の正月を過ごしていたので、なんとなくわかってんのかな〜なんて思っていたのが間違いでした!!

 

さて、我が家は結構高齢化が進んでいます(笑)

両親と姉夫婦で、いとこも特に正月集まったりしないので、静かなもんです。

あ、別に仲が悪いとかじゃないんですよ!なんていうか、それぞれゆっくり過ごすのが好きなのと、いとこの方にはもう子供が何人もいたりして、それぞれ家庭があり、

「集まろうよ」とかいうタイプもおらず、程よく個人主義な感じなんですね(笑)

それが我が家のお正月なんですが、クリスマスに親戚中集まってドンチャンやるぺぺの文化からすると、そりゃー質素で静かでしょう。

ぺぺは、

「お正月とは、みんなで歌番組をみて途中で蕎麦を食べるだけのつまらないものだと思ってた。ゲームもしないし、親戚も集まらないし」

と仰っていました。

でも、なんだろう、我々も紅白を真剣にみているわけじゃないし、紅白を見る日でもないし、、、

そういえば自分が小さい頃は親戚集まって、子供たちはゲームしたり、大人同士はお酒飲んでワーワー話したりしてて、

なんか夜更かしできるのが楽しかったし、紅白後に寺に行くのも楽しかった……

なんなら大晦日にはおばあちゃんとモチも作ったりして……

 

なんて思い出してたら、今後子供が生まれたら、これじゃあいかんなぁと真剣に思ったのでした。

 

さらにさらに、お正月の期間です。

晦日から、最低三が日まではお正月ですよね。

でも、ぺぺは、お正月とは、大晦日と1月1日のみと思っていたらしいのです。

まさに、クリスマスのように。

それで、わたしが2日目も正月気分で浮かれて、買い物行って美味しいもの食べようよ〜と言ったところ、

「なんで?今日はただの平日だからそんなんしなくていいじゃん。なんでそんな外行きたいの?」

と言われ、わたしは

「ええぇぇぇぇぇえええ〜〜〜〜〜」とショックを受けたのです!!

そしてとっても悲しくなりました。

お正月気分、しぼみまくり…………

 

でも、確かに説明しなくちゃ分からないことってまさにこのことだと思いました。

わたしはこれまでの積み重ねの「お正月」があって、近年ちょっと質素になったからって(笑)、そのワクワク感とか、正月感が失われるわけではないです。

が、異文化から来て、質素なお正月しか体験してないぺぺからしたら、その質素で「つまらない」感じがお正月……

お正月って、つまらんな!

と思っていてもしょうがなかったのですね。

 

今回は出産も控えて里帰りしなかったこともあり、さらに質素なお正月ということもあり、いろいろ重なってはいましたが、基本的にぺぺは家族集まってわいわいやるのが好きだし、家族愛が深いメキシコ人ぽいなぁとしみじみ実感しました。

今年は年末はメキシコに帰る予定なので、ぺぺもわたしも楽しみにしていますが、

日本で過ごすお正月も盛り上げていかないと!という責任感のようなものも感じました。

 

というわけで、最終的に誤解が解けた私たちは、2日目は美味しいランチを食べて、初売りに突撃したのでした⭐️

 

文化の違いからくるカルチャーショックは、本当に忘れた頃にやってきますよ……。

国際カップルは、伝統を伝え合う責務も担っているのかもしれませんね………。