メキシコ人と結婚したら

メキシコ人の夫と日本で生活中!国際結婚奮闘記!

里帰り出産てナニ?

ふわー!
いよいよ臨月を迎えて、バタバタしていたら2月一個も記事を書いておりませんでした。
反省。

今回の話題はちょっと前に起こったことですが、表題のとおりです。
やっぱり、こういう時は色々と文化の違いを改めて感じるし、とても勉強にもなりますね✨

ちょっとマジメな内容かもしれません。

さて、日本だと、里帰り出産て普通にやってますよね。
私も刷り込みのように?、特に最初は里帰り出産でないと!なんて思っていたのです。

が、ぺぺと話しているなかで、里帰り出産の概念はメキシコにはないことが判明。

「なぜ、大変な妊婦が移動してわざわざ親元で出産するの?」と言われ、さらに

「しかも何ヵ月も夫婦別々に暮らしてまで?」
と、素朴な疑問2問を投げかけられました。

もちろん、これはほんとに人それぞれだと思います。親子関係や物理的な距離、生活形態など様々な要因がありますので。

あくまでも私の個人的な見解として、
まだまだ日本では、産前・産後に夫は役に立たないというイメージ(もしくは現実)があるからかな、と思ったのです。

子育ては女性から女性へ教え、ワンオペ前提というか……。
もちろん、母親は純粋に経験者として貴重でありがたいアドバイザーです。
夫も、ヨメの母親が見てくれてるなら安心、と仕事に打ち込めるし。

それから、世話をする側の親の事情。
慣れた自分の家で世話したいという気持ち、わからんことはないです。
まぁ、娘にとっても実家は寛げるところでもありますし……。


そんな個人的な見解をぺぺに話していたんですが、
イマイチ理解は得られませんでした。
まぁ、わたしがどうしても里帰り出産したいなら別に止めない、って感じでしたが。

で、私たちはもろもろの事情を考慮し、里帰り出産はしないことにしました。
まず、いまのところは産院が歩いて10分のところにあり、クオリティもかなりいいこと。
実家に帰ったほうが隣町の病院になり、もうそんなに若くもない両親に車で送迎してもらうことになります。

そして、ぺぺが何より検診・立ち合い・子育てを超楽しみにしているところ。
ベッタリ会社勤めでないので、その辺りも多少融通がきき、わたしも産後に完全ワンオペになることはありません。
何より積極参加型のメキシコ人なので🇲🇽

メキシコだと、親が産後に来てくれるパターンがほとんどみたいです。
まぁ、日本と違って、結婚したらもうそっちでやんなさいというスタンスが日本よりより強いですので。
家族愛が強いメキシコ人ですが、その辺は日本人より線引きが素晴らしいなと思います。

しつこいですが、もちろん一般論です。
それぞれの家庭の事情によって違うと思います。

そうそう、さいごにちょっと話はそれますが、最近は市役所や病院で
「おじいちゃん・おばあちゃんになる親御さんへ」
みたいな小冊子を配ってるんですね!

中身は、一言で言うと
「あなたの時代に言われていたことはいま通用しないことがあります」
の具体例と、
「じじばばとしてどういう風に子育てに関わるのがいいか」のアドバイス本です。

前者は、
「妊婦は2倍食べろはもう間違い」「妊婦は辛いものを食べてはいけないは間違い」
「卵を食べすぎると卵アレルギーになるは根拠なし」
など、わたしもへぇ〜と思うことがいっぱいでした。
確かに、辛い料理の国の妊婦とかどうすんだ!って感じですよね🇲🇽
わたしも辛いもの大好きだし❤️

後者は、
「教育方針に口出ししない」「勝手にものを買い与えない」など、けっこうマジメな?内容でしたよ!
一応うちの両親に一冊渡しておきました(笑)

うちはそれ以上に、メキシコ流の何かかが飛び出しそうですが、
それは向こうに里帰りした時に詳しくレポートします⭐️