メキシコ人と結婚したら

メキシコ人の夫と日本で生活中!国際結婚奮闘記!

ドタバタ出産記②

前回の続きです。

 

引き続き赤裸々に生々しい表現ありますので、自己判断でお読みください。

 

 

分娩が終わって、2時間くらい様子見&休憩した後に、立ち上がってトイレに行ってみるんですが、この時、右足の付け根の奥に激痛が!!!

 

立てないんです。痛すぎて。

とりあえず看護師さんにしがみついてトイレに行ったものの、

分娩後のトイレほど恐怖はありません。

もう、絶対しみるし!!!

しかし、出ない場合はクダで取ると言われ、もうこれ以上何もされたくなかったので

根性で出した!!!

 

で、なんとか病室に移動になったのですが、歩けないので車椅子を用意してもらいました。

ピンクのフワフワな車椅子。

しかし、座れないのです!!痛すぎて!!!

とにかく均等に体重をかけて座れないので、左に体重かけて右を浮かせて座るスタイルでなんとか着席。

もう、その姿は、今は亡きドクター・ホーキンススタイルです。

病室に着き、ベッドのフチまで運んでもらい、車椅子からベッドへ直接移動→四つんばいで進み、なんとか横になりました。

その日はそのまま、がーーーっと寝た………と言いたいのですが、

すぐに朝食の時間になり、めがさめました。

 

陣痛時から痛みで全然ご飯どころじゃなかったので、

朝ごはんとっても食べたいのですが、

起き上がるとまた例のところが激痛!!

何ていうか、お尻の骨が、もうほんと激痛なんです。

座らないと食べれない……座れない…………とにかく体を縦にできない…………

 

変なナナメ体制で力尽きていると、看護師さんがやってきました。

「大丈夫ですか!?」といわれ、もう、とにかく痛い旨を伝えると、

強めの痛み止めを持ってきてくれました。

 

それがまぁまぁ効いて、なんとか朝食を食べられました。

 

回診の時に先生に訴えると、

吸引分娩で尾骨が一気に引っ張られて伸びたんだろうということで、

結果「日にちぐすり」と告げられました。。。

この激痛が日にちぐすりとな………!!!!

 

というわけで、この激痛に1日3回の痛み止めを飲みつつ、

もう訳の分からない日々が始りました。

 

そして更なる悲劇が!

こう痛いと、トイレが苦痛なんです。

それで行き渋っていたら、みごとに便秘になりました。

これがまた新たな苦痛を運んできまして………

結局、便がたまると、痛めてる尾骨を圧迫してさらに痛いという状態を引き起こしてしまい、

悪循環に陥ったのです。

まぁ、自業自得ですが。。。

痛い、出ない、苦しい、食べられない、しかし容赦なくやってくる授乳時間という悪魔のサイクルになったわたし。

結局、便秘薬を処方してもらうまでに時間が空き、溜まっていたものを出す時の苦しみは

第二の出産かと思いました。(いやもう赤裸々すぎてごめんなさい)

というわけで、出産した方には、わたしは全力で「酸化マグネシウム」を処方してもらうことをお薦めします。力まなくても出るんで。

 

さて、こんなボロボロのわたしを見かねて、ぺぺが一緒に産院に泊まり込んでくれました。

わたしが出産した産院は、全部屋個室で夫が一緒に泊まれるという病院だったのですが、たまたまコロナの関係で仕事が休みだったぺぺが、2日目から退院まで泊まってくれたのです。

 

もう………神かこの人は!!!

 

と思いましたねぇ………

 

看護師さんたちも絶賛してましたが。

 

夜中に起きてミルクやってくれるし、

死んでる妻を寝かしといてくれるし、

栄養あるもの買ってきてくれるし、

妻の泣き言にちゃんと耳を傾けてくれるし、

励ましてくれるし、

赤ちゃんはめちゃ可愛がってるし、

 

ほんと、こんな時に助けてくれない夫だったらと思うと、

わたしのおかんすごいな!!(昔は時代もあり、父は飲んだくれの朝帰りサラリーマンだったのでほぼ母子家庭のようだったのです 笑)

 

と、もう世の中の先輩ママたちに対して尊敬の念しか湧きませんでした。

 

そんなこんなで、退院までに治るはずもなく、

帰宅して1週間たってようやく自分で立ち上がったり座ったり、歩いたりできるようになりました。

 

ちなみに、わたしの母にしても、出産した友達にしても、

わたしほど酷い状態にはなったことないらしく、

今回ばかりは親もかなり心配したようです。

わたしも不安でしたが、、、まさかこのままとか、思っちゃいましたが。

 

あ、ちなみに自分で実践した改善法があって、けっこう効いたと思うので、

万が一同じような方がいたら参考にしていただけるといいかと思います⭐️

 

とにかく、座る時、寝る時、寝返り打つ時、立ち上がる時、

いつ何時も、足を揃えて一緒に動かす!!です。

これは、骨盤を常に真っ直ぐに保つためです。

寝るときは横向きがベストです。

この時も、両足は揃えて曲げ、骨盤から背中まで真っ直ぐ横向きに寝ます。

家族に体の線が真っ直ぐになっているか見てもらうとより良いです。

歩くときは、大股にならないよう、足半歩づつくらいの幅でゆっく〜り歩きます。

骨盤を開かないのがとにかくポイントです。

 

わたしはこれで、劇的ビフォーアフター並みに、

寝たきり→自力で立ち上がれるまでに1日で変わりました。

もちろん痛みはありましたが、スーパー進歩でした。

 

今はまぁ7割回復でしょうか。

あまり長い時間座っているとまだお尻の骨が痛いし、

横になっているのが一番楽です。

まだ右足の付け根の痛みはありますが、ピークに比べると屁みたいなもんです。

歩く速度は、お年寄り並みになりました。

本来歩くの早いタイプのわたしにしては、まだまだ全快には程遠いですが、徐々にですね。

 

 

こんな感じで、出産は本当に、思ったより体へのダメージが大きいです。

赤ちゃんが生まれたご夫婦の旦那さまはぜひ、奥さんの体を気遣ってあげて欲しいと思います。

わたしほどじゃなくても、みんな大変な思いをして産後頑張っていると思います。

 

さて、最後にぺぺのメキシカンジョークを。

吸引で分娩を終えた直後、ぺぺが言いました。

「so, you want another baby?(で、もう1人欲しい?)」

あまりのタイミングに笑っちゃいました。

わたしの答えは、

「今んとこ、もういいかな」笑

 

ま、わたしの母曰く、

「育ててたら可愛くて、痛みも忘れるから大丈夫」

らしいけど。

少なからず色々フルコースだったわたしは、この一連の体験を忘れるのかどうか疑問であります(笑)

 

最後に、生まれたのは女の子です❤️

このブログの中ではべべちゃんと呼ぶことにします。

べべはスペイン語でベイビーです。

わたしの家族もぺぺの家族も、すっごくすごく喜んでくれて、

なんだかんだあったけど頑張ってよかったなぁと思いました。

 

これからもこちらのブログでも、親子共々よろしくおねがいします🤗

う……生まれた〜〜!!ドタバタ出産記①

お久しぶりです!

4月になっちゃいました!!

 

さて、タイトルどおり、産まれました〜〜!!

いやぁ、長い長い道のりでありました。。

というわけで今回は、赤裸々・国際結婚出産日記をお届けします⭐️

 

以下、表現など生々しいところがございますので、苦手な方はお控えください。

 

 

3月某日。予定日を8日過ぎた日の検診日。

体調変わりなく、陣痛もお印も来る気配なし……。

まぁこんなこともあるのかと、気軽に検診を受けていると、

先生から

「あ、羊水が減ってますね……。羊水が減ると、陣痛の時の収縮のクッションがなくなるので、赤ちゃんが苦しくなっちゃうんですよ。なので、これから入院してお産を進めていきましょう」

とお言葉が。

 

自分の中で、家で陣痛→陣痛タクシーで病院へ!

みたいなバクッとしたイメージがあったのですが、まさかの誘発分娩!!

 

夕方そのまま入院し、まずは子宮口を広げる処置から受けることに。

これがま〜気持ち悪い……

処置前に看護師さんが

「正直、痛くないとは言えないんですけど、リラックスしたほうが早く終わりますので」

とか怖いこと言ってくるし!!

 

なんとか無事終わり、約一晩おいていると、子宮口を広げた刺激で午前2時ごろから陣痛が始りました。

その日の朝の6時から陣痛促進剤を使う予定でしたが、自然陣痛が起きたのでちょっと待つことに。

 

ここからが長かった………

 

陣痛間隔がなかなか10分にならず、約1日ずーーーっと陣痛に耐える時間。

しかも、痛い時間は約1分と聞いていたんですが、わたしは一回が長いタイプのようで、

一回陣痛が来ると2分半〜3分くらい痛い時間が続くわけですよ!!

 

しかも、事前のわたしの中でのシミュレーションでは、

陣痛中だんなさんにさすってもらって痛み緩和!!みたいなイメージ持ってたんですが、

痛い時に触られると余計痛く感じる自分が!!

結局孤独に耐えるしか方法がないという事態に。

ぺぺもはりきって付き添ってくれたのに、わたしが「触るな〜」って感じだったのが悲しかったらしい……

 

唯一、痛い時にペペの手を握っていたのですが、力が強すぎてぺぺが痛がるという 笑

元剣道部の握力、ナメんなよ 笑!!

 

で、なんだかんだで陣痛間隔が縮まらないので、結局途中から陣痛促進剤を使うことに。

ここからはわりかし早かったように思いますが、、、

それまでが長すぎて、もう結構疲労困憊。

最後、陣痛がいよいよ1分間隔みたいになった時は意識もモウロウ。

なんか周りが騒がしくなり、一気に分娩スタイルに。

 

そこから何度かいきんで、最後はなんと吸引!!

めっちゃいきんでる時に、

先生が「ちょっと赤ちゃんが苦しそうなんで、吸引しますけどいいですか?」って

聞いてきて、

「はい」としかいえねぇ!!けど、同意必要なんだろうなぁと、冷静な自分も。

そして、

先生の吸引と同時に、助産師さんにもお腹を押され、

すっぽーーーーーーーん!!と我が子誕生!!

 

ぺぺも立ち会ってくれましたが、さすが獣医、片時も目を離さず、分娩中わたしに呼吸といきみのアドバイスまでしてくれました。

わたしが会陰切開されるところもバッチリ目撃👀

胎盤も一緒に見ました(笑)

 

最初から最後まで、みごとにわたしのシミュレーションを裏切られたお産でしたが、

そんなこんなで無事?終了しました。

 

しかし…………

苦しみはこれからだったのです……………。。。

 

というわけで、次回に続きます。

 

▼おまけ

陣痛に耐えている時に、同列の分娩室から、叫び声が聞こえてくるんですよ。

もう、ホラー映画のような。

分娩中の人の声なんですけど。

わたしは分娩中叫ばなかった(叫ぶ元気なかった)んですが、先の方々が叫んでいた言葉とその意味が分娩中にわかったわたしなのでした。

 

素晴らしき後払い

3月も半ば。

出産予定日を過ぎましたが、予兆なし。

平和に過ごしています・・・。

 

さて、私はけっこうネットショッピングが好きで、抵抗ないんですが、ぺぺは自分で見て手に取って確かめて買いたいタイプ。

もちろん私にとってもモノによりますが。

 

そんなわたしたちですが、最近なんと?ソファーをネットで購入!!

理由は、車を持ってないので家具屋を回れない→家具屋は大体郊外にしかない→ワタシ臨月→しかし現ソファぼろい→授乳とかに備えて新しいの欲しい・・・

 

という事態に、けっこう短期決戦で買い替え!!

しかも、引き取りサービス付きのところを見つけ、購入したのです。

 

結果、品物もけっこう良いものでした😊

 

で、日本ではけっこうネットショッピングの際に「後払い」が選べたりしますよね。

今回のソファも後払いオッケーだったのですが、この制度がぺぺにとっては「素晴らしい」らしく。

「えー!!支払い後でいいの!!?すげーな!!!」と目を丸々していました。

メキシコだったらありえないそうです。そんなことしたら大体払わないやろう、と。

まさに信用がものをいう日本社会ならではの制度なのかもしれません。

前にユニクロでネット購入した際も、後払い制度に驚いていました。

 

そもそもクレジットカードをネットショッピングで登録することに抵抗があるぺぺ。

私もネットショッピング超初心者の時はそんな心配もしましたが、今は完全に危機感がなくなっています・・・。

 

ぺぺ曰く、メキシコではお店や銀行も信用できない部分があるそうで、

(確かに、メキシコ行った時、銀行が他人のIDで換金してくれた時には私もビビったけど)

なるべくならカードも使いたくないという環境の中で暮らしていたぺぺなので、

その考え方も納得です。

 

最近は電子マネーやカードで払ったほうが得だという風潮ですが、私は途中でどんだけ使ったかわからなくなるタイプなので、現金兼用したいですが・・・笑

 

いろいろ話はそれましたが、後払い制度って素晴らしいものなんですね❤️

そんな制度が許される日本て、やっぱりいい国なんだなぁとしみじみ思った今日このごろでした。

 

さぁ、私の家族はもちろん、ぺぺの家族も首をながーーーくして赤ちゃんの誕生を待ってますが、いつ産まれる決意をしてくれるのか??笑

いつになるにしろ、近々であることは間違いないです!!

国際ファミリー出産レポも、お楽しみに✨✨

里帰り出産てナニ?

ふわー!
いよいよ臨月を迎えて、バタバタしていたら2月一個も記事を書いておりませんでした。
反省。

今回の話題はちょっと前に起こったことですが、表題のとおりです。
やっぱり、こういう時は色々と文化の違いを改めて感じるし、とても勉強にもなりますね✨

ちょっとマジメな内容かもしれません。

さて、日本だと、里帰り出産て普通にやってますよね。
私も刷り込みのように?、特に最初は里帰り出産でないと!なんて思っていたのです。

が、ぺぺと話しているなかで、里帰り出産の概念はメキシコにはないことが判明。

「なぜ、大変な妊婦が移動してわざわざ親元で出産するの?」と言われ、さらに

「しかも何ヵ月も夫婦別々に暮らしてまで?」
と、素朴な疑問2問を投げかけられました。

もちろん、これはほんとに人それぞれだと思います。親子関係や物理的な距離、生活形態など様々な要因がありますので。

あくまでも私の個人的な見解として、
まだまだ日本では、産前・産後に夫は役に立たないというイメージ(もしくは現実)があるからかな、と思ったのです。

子育ては女性から女性へ教え、ワンオペ前提というか……。
もちろん、母親は純粋に経験者として貴重でありがたいアドバイザーです。
夫も、ヨメの母親が見てくれてるなら安心、と仕事に打ち込めるし。

それから、世話をする側の親の事情。
慣れた自分の家で世話したいという気持ち、わからんことはないです。
まぁ、娘にとっても実家は寛げるところでもありますし……。


そんな個人的な見解をぺぺに話していたんですが、
イマイチ理解は得られませんでした。
まぁ、わたしがどうしても里帰り出産したいなら別に止めない、って感じでしたが。

で、私たちはもろもろの事情を考慮し、里帰り出産はしないことにしました。
まず、いまのところは産院が歩いて10分のところにあり、クオリティもかなりいいこと。
実家に帰ったほうが隣町の病院になり、もうそんなに若くもない両親に車で送迎してもらうことになります。

そして、ぺぺが何より検診・立ち合い・子育てを超楽しみにしているところ。
ベッタリ会社勤めでないので、その辺りも多少融通がきき、わたしも産後に完全ワンオペになることはありません。
何より積極参加型のメキシコ人なので🇲🇽

メキシコだと、親が産後に来てくれるパターンがほとんどみたいです。
まぁ、日本と違って、結婚したらもうそっちでやんなさいというスタンスが日本よりより強いですので。
家族愛が強いメキシコ人ですが、その辺は日本人より線引きが素晴らしいなと思います。

しつこいですが、もちろん一般論です。
それぞれの家庭の事情によって違うと思います。

そうそう、さいごにちょっと話はそれますが、最近は市役所や病院で
「おじいちゃん・おばあちゃんになる親御さんへ」
みたいな小冊子を配ってるんですね!

中身は、一言で言うと
「あなたの時代に言われていたことはいま通用しないことがあります」
の具体例と、
「じじばばとしてどういう風に子育てに関わるのがいいか」のアドバイス本です。

前者は、
「妊婦は2倍食べろはもう間違い」「妊婦は辛いものを食べてはいけないは間違い」
「卵を食べすぎると卵アレルギーになるは根拠なし」
など、わたしもへぇ〜と思うことがいっぱいでした。
確かに、辛い料理の国の妊婦とかどうすんだ!って感じですよね🇲🇽
わたしも辛いもの大好きだし❤️

後者は、
「教育方針に口出ししない」「勝手にものを買い与えない」など、けっこうマジメな?内容でしたよ!
一応うちの両親に一冊渡しておきました(笑)

うちはそれ以上に、メキシコ流の何かかが飛び出しそうですが、
それは向こうに里帰りした時に詳しくレポートします⭐️

我が家の採用・不採用

早いもので1月ももうすぐおわりですね!

正月紛争で幕開けた我が家もすっかり落ち着いて、楽しく過ごしています(笑)

さて、

国際結婚してると、日本人同士の既婚者の人と話している時に、

あ、それうちではやってないな・・・とか、うちでは「常識」ではないな、

なんて思うことがあります。

やっぱりまったく文化が違うもの同士なので、なにか習慣や暮らし方などについては

その都度話し合って、採用or不採用を決めているので、

今回はそういうことを参考までにご紹介しようと思います🤗

 
思えばけっこう細かくチェックが必要な生活習慣兼文化って、いっぱい出てきます。

思いつくままに書き連ねますので御了承ください。

 

▼ごはんの時間

日本人はだいたい、昼12時ごろ、夜7時ごろって感じですね。

メキシコのご飯の時間はだいたい2時間後ろ倒しです。

これは、我が家ではメキシコ時間採用です🇲🇽

理由は、わたしの仕事がだいたいいつも定時で7時半に終わるから。

平日はお昼はそれぞれいい時間に食べますが、夜は8時半くらいから食べ始めることが多く、わたしにとっても好都合でした⭐️

わたしの実家の帰った時に、みんなでご飯食べよう!となったときは、日本時間に合わせます。するとぺぺは大概よるの10時くらいにお腹が空くので、そこでちょこっと何か食べたりします 笑

というわけで、休日だと我が家のご飯時間は、昼2時くらい、夜8時くらいがデフォルトです。

ちなみに、日本はお店によって、ランチ2時までとかいうところがあったりしますよね。

どうしてもそこで食べたいときは、日本時間にシフトして食べます。

ただ、メキシコではレストランが一旦閉めるという習慣がないので、ぺぺとしては理解に苦しむようです(笑)ちなみにランチメニューとかもあまりないです。

 

▼新しい靴はいつでもおろしてよし

わたしは小さい頃から、親に、新しい靴を下ろすときは午前中におろさないといけないって習ってきたので、そうしてたんですけど、ぺぺに「なんで?」って聞かれて、理由がわからなかったんですね〜笑

しかも、外出先で靴が壊れたりしたら、買ってすぐ履いたりするじゃないですか。

屁理屈かもしれませんが、縁起の関係だったとしても、あんまり気にしなくていいかなとおもったので、我が家ではこの習慣不採用にしております。

まあ、メキシコも靴脱がない文化だし、そんな習慣あるはずもなく。

ちなみに新しい靴は仕事行く時におろしたりするので、結局午前中に下ろすことが多いです(笑)

 

▼厄年は不採用

とかいって、わたしは親が気にするので一応お祓いしてもらいましたけど、個人的には気にしてません。

メキシコも厄年とかいう習慣はないので、不採用。

これは人により分かれると思いますが、昔NHKかの番組で、追跡調査をしていて、厄年を気にしていた人は「何かしらありました」って言っていて、気にしてなかった人は「何もなかったな〜」という結果になったそうですよ。

そういう伝統を蔑ろにするわけでは決してありませんが、仏滅とかも一緒で特に気にしていません。

気にする人にはもちろん配慮します。

 

▼名前の画数は不採用

これも、子どもが生まれることになってハタと思ったのですが、当然メキシコにはそんなのありません。

で、画数も諸派あって、全てが完璧な画数なんてないです。

加えて我が家は将来複合姓にすることも検討しているので、名前の画数は不採用です🤗

 

▼お宮参り・七五三は採用

これは、わたしがやりたいから!だけではなく、もちろん両親も楽しみにしているだろうし、ということで。

もしメキシコに住んでいたら、カトリックの儀式があるんですが、その場合はもちろんそれを受けてオッケーだと思っています。

宗教的な意味合いだけでなく、文化としての行事はやっぱり大事にしたいですし、ぺぺもそこは尊重してくれるので助かります。

たまに敬虔なカトリックやクリスチャンのひとは、ほかの神様に仕えるような行事は一切させたくないとかいう人もいますが、それは日本で生活する上でちょっとどうなんでしょう?と思うところはありますね。

それも考え方だとは思いますが……

まぁ、そもそもそこまで敬虔な人なら、国際結婚する確率も低いかもしれませんが??

今後もこういう行事は都度話し合っていきます。

あ、そいういやお食い初めとか考えてなかった……

1つネックは、それぞれの行事の意味を丁寧に説明しないといけなくて、たまにめんどくさく感じる時が……笑!!

それが国際結婚の醍醐味でもありますけどね🤗

 

▼家のインテリアなどは2人できめる

これ、けっこうめんどくさいです(笑)。でっかい家具だけでなく、棚や掃除用具まで、細々したものもです。

偏見かもしれませんが?、旦那さんってけっこう、家具とか奥さんの趣味でオッケーっていうか、勝手になにか買ってきても大丈夫なこと多いと思うんです。

クッションとか、カーペットとか、ちっちゃい棚とか、むしろ良きにはからえって感じだと思うんですが、我が家はそれNGです。

何をどういう用途で買いたいかは事前に話し合いです。

それもこれも、裏を返せば、ぺぺが積極的に家事に関わってくれるからなんですが。

掃除用具も、自分も使うから勝手に買われたくない。

インテリアも、2人の家なんだから、片方の趣味だけのものを置くのは違うんじゃない?という考えです。

カーペットはけっこう揉めました 笑!

そもそも、メキシコも家の中で靴を脱がないので、カーペットとかあまり使わないんです。もちろん使ってるとこもありますけど、私たちとは違う感覚だと思います。

ぺぺは最初「カーペットとかいらない、汚くなる」とか言ってなかなか渋っていましたが、私は「カーペットも敷いてないような殺風景な部屋に帰ってきたくない!」と訴え、勝訴しました。

まぁ、とにかくシンプル好きのぺぺなので、なかなか棚も置きたがらないところはちょっと困るんですわ・・・。

そんなこんなで、家のものを何か買うときは家族会議です。

もうめんどくさいときは、たまにえいっ!っと勝手に買ってくる時もありますが、小さいものに限ります。これは文化の違いというか、個人的な理由かな??

たまに姉や友達が、自分が気に入ったインテリアものをすっと買ってるのみると羨ましくなったりするときがあります・・・笑

 

▼香りものはうるさい

これ!!欧米人あるあるかもしれない!!

香りもの=香水・デオドラント・ルームフレグランス・シャンプー・アロマなどなど、香りを良くするもんです。

だいぶ前に体臭について記事書きましたが、あちらの方、体臭があるだけに香りものに敏感です。そして、パートナーがつける香りもこだわりがあります。

普通にプレゼントで香水とかあります。つけて欲しい香りをプレゼントします。

だから、家のものと一緒で、勝手に自分の好きな香りものを買ってくると嫌がります(笑)

自分が買う時も、「これどう?」と必ず聞かれます。

ルームフレグランスやアロマも、お互い好きな香りを選び、洗濯洗剤・柔軟剤にいたるまで確認するのが我が家のルールとなりました。

まぁ、私たちは香りの好みが似ているので、香り選びは苦ではないです。

好みが違ったりする場合はちょっときついかもですね??

とにかく最初はめんどくさかったですが、慣れました。

国際結婚は慣れ・慣れ・慣れの連続かもですね(笑)。

 

 

けっこう、暮らし始めると、自分でも気付いていなかったり、

意味もわからずそういうものだと思ってやっていたりすることが多いのです。

そして意外なところで「なんで?」と突っ込まれ、ハッとします(笑)

また、自分の両親を見ていたら、夫婦ってそんなもんだと思っているようなことがまったく当てはまらなかったりもします。

どんなカップルもそれぞれ自分たちなりの独自のルールはあるものだと思いますが、

国際結婚はより顕著かもしれません。

 

とりあえず、最近思いつく限りはこんな感じですかね??

また思い出したら書こうと思います。

 

 

Feliz año nuevo 2020!!

みなさま、遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします⭐️

今年はいろんなイベントが控えていますので、いろんな新鮮な記事をお届けできるのではと思っております。

 

さて、新年早々、我が家でちょっとした紛争?がありました 笑

ま、文化の違いから来る誤解だったのですが、興味深かったのでシェアしようと思います。

 

お正月の過ごし方、もちろん日本人でも色々なパターンがあると思うのですが、

我が家は典型パターンの1つ、

⭐︎大晦日は紅白見ながらまったり過ごす

⭐︎三が日はお参り行って初売り突撃

です。

これって、小さい頃からのザ・お正月の典型だし、日本人的には「大晦日だなぁ」「正月だなぁ」って感じがしますよね?

で、当然メキシコ人のぺぺには当然その感覚がわかりません。

分からないってことは、わたしも頭では理解してたんです。

でも、もう2回日本の正月を過ごしていたので、なんとなくわかってんのかな〜なんて思っていたのが間違いでした!!

 

さて、我が家は結構高齢化が進んでいます(笑)

両親と姉夫婦で、いとこも特に正月集まったりしないので、静かなもんです。

あ、別に仲が悪いとかじゃないんですよ!なんていうか、それぞれゆっくり過ごすのが好きなのと、いとこの方にはもう子供が何人もいたりして、それぞれ家庭があり、

「集まろうよ」とかいうタイプもおらず、程よく個人主義な感じなんですね(笑)

それが我が家のお正月なんですが、クリスマスに親戚中集まってドンチャンやるぺぺの文化からすると、そりゃー質素で静かでしょう。

ぺぺは、

「お正月とは、みんなで歌番組をみて途中で蕎麦を食べるだけのつまらないものだと思ってた。ゲームもしないし、親戚も集まらないし」

と仰っていました。

でも、なんだろう、我々も紅白を真剣にみているわけじゃないし、紅白を見る日でもないし、、、

そういえば自分が小さい頃は親戚集まって、子供たちはゲームしたり、大人同士はお酒飲んでワーワー話したりしてて、

なんか夜更かしできるのが楽しかったし、紅白後に寺に行くのも楽しかった……

なんなら大晦日にはおばあちゃんとモチも作ったりして……

 

なんて思い出してたら、今後子供が生まれたら、これじゃあいかんなぁと真剣に思ったのでした。

 

さらにさらに、お正月の期間です。

晦日から、最低三が日まではお正月ですよね。

でも、ぺぺは、お正月とは、大晦日と1月1日のみと思っていたらしいのです。

まさに、クリスマスのように。

それで、わたしが2日目も正月気分で浮かれて、買い物行って美味しいもの食べようよ〜と言ったところ、

「なんで?今日はただの平日だからそんなんしなくていいじゃん。なんでそんな外行きたいの?」

と言われ、わたしは

「ええぇぇぇぇぇえええ〜〜〜〜〜」とショックを受けたのです!!

そしてとっても悲しくなりました。

お正月気分、しぼみまくり…………

 

でも、確かに説明しなくちゃ分からないことってまさにこのことだと思いました。

わたしはこれまでの積み重ねの「お正月」があって、近年ちょっと質素になったからって(笑)、そのワクワク感とか、正月感が失われるわけではないです。

が、異文化から来て、質素なお正月しか体験してないぺぺからしたら、その質素で「つまらない」感じがお正月……

お正月って、つまらんな!

と思っていてもしょうがなかったのですね。

 

今回は出産も控えて里帰りしなかったこともあり、さらに質素なお正月ということもあり、いろいろ重なってはいましたが、基本的にぺぺは家族集まってわいわいやるのが好きだし、家族愛が深いメキシコ人ぽいなぁとしみじみ実感しました。

今年は年末はメキシコに帰る予定なので、ぺぺもわたしも楽しみにしていますが、

日本で過ごすお正月も盛り上げていかないと!という責任感のようなものも感じました。

 

というわけで、最終的に誤解が解けた私たちは、2日目は美味しいランチを食べて、初売りに突撃したのでした⭐️

 

文化の違いからくるカルチャーショックは、本当に忘れた頃にやってきますよ……。

国際カップルは、伝統を伝え合う責務も担っているのかもしれませんね………。

 

 

 

メキシコでの子育ては?

気づけば今日で2019年も終わり!

私は無事仕事納めをして、来年から産休+育休に入ります。

 

仕事をしていたら結局バタバタと忙しく、赤ちゃんのための準備を全くできていない…

かろうじて半額セールでベビーカーをゲットしました( ´ ▽ ` )

直近で使わないものから買ってしまった・・・

 

さて、そんなこんなでようやくリスト作成に取り掛かったのですが、

どんなものを準備するかの中で話題になったのが、メキシコではどんな子育てが一般的なのかです。

 

というのも、日本式の子育てって、欧米から見たらベタベタしすぎとかよく言われますよね?(個人的にはそうは思いませんが)

 

例えば、

一緒に寝るとか

子供を置いて夫婦2人で外出するのは信じられないとか

 

そういう部分、メキシカン的にはどうなのかな?と、ぺぺに聞いてみたのです。

すると意外と、日本式に似ていることが判明しました!

正確にいうと、ちょっと前の日本かも?

 

まず、アメリカとかみたいに、赤ちゃん専用の部屋とかは用意しません。

普通に両親の寝室にベビーベットを置いて、一緒に寝ます。

子どもが小さいうちも一緒に寝ることが多く、子どもの成長・様子を見つつ 1人で寝る練習&1人部屋を与えるそうです。

家族一緒に住んでいることが多いメキシコでは、保育園もあまり一般的ではないようです。小さい頃は親が面倒をみて、幼稚園からという感じみたいです。

ただし、都会暮らしの若い夫婦はその限りではないようですが。

 

そして、欧米あるあるな、「子供がいても夫婦でデート」概念は、ぺぺ曰く

「たまになら、そしてやりたければすれば良いんじゃない?ただし、預ける人は家族に限る」

でした。

ベビーシッターに預けてまで・・・とかいう概念はないようです。

ただ、子供ができた後に、奥さんが「お母さん」のみになってしまうのはやはりちょっと違うと感じでいるようです。

 

また、メキシコ人男性は子育ても積極的参加型なので、例えば奥さんがちょっと買い物行きたいとか、マッサージ行きたいとかいうときは、スペースを作ってくれる感じです。ぺぺは家事も率先してやってくれるので、とても助かっています。

 

メキシカンはとにかく家族愛が強いです。何を置いても家族が一番というところがあります。そういうところはとても安心だし、心強いですね❤️

 

なにはともあれ、赤ちゃん期の子育て概念がそんなにギャップがなくて安心しました。

やっぱり、赤ちゃんを一人で 広い部屋で寝かせるって、ちょっと抵抗あるので・・・

子育てとなると、そういう細かいところのすり合わせも大切になってきますね。

これからもまぁいろいろ出てくるのでしょうが(笑)、ひとつひとつ話し合いながら進めていくのが一番ですね🤗

 

そして、今年もこのブログを読んでくださってありがとうございました。

来年はより子育て記事も増えるかと思います。

そして、来年は2年ぶりにメキシコにも帰省する予定なので、また現地のこともいろいろご紹介できるかな〜と楽しみにしています。

みなさま、良いお年をお迎えください✨

そして来年もよろしくお願いいたします😊