メキシコ人と結婚したら

メキシコ人の夫と日本で生活中!国際結婚奮闘記!

自己肯定力

トリバゴのコマーシャルに出てる金髪の可愛いなんだか不思議な日本語を喋るおねえさん、いるじゃないですか。

彼女の日本語を聞いてぺぺが、

「わたしのにほんごはぁー、アクセントはこのくらいですか?」

わたし「や、ぺぺのほうがもっとアクセントある」

ぺぺ「ひどいーーーー!ひどい!・・・・けどしょうがない」

 

と、ちょっと凹んでいました。だってそうなんだもん!

 

ぺぺはもちろん、だいぶ日本語うまくなったんですが、言ってもまだまだです。

ですが、家族とビデオコールしてると、時々得意げにわたしと日本語で会話して、家族から「おおーー!」と歓声を受けています。そして得意げなぺぺ・・・

 

かわいい、否、なんだこりゃ。ちょっと恥ずかしいぞ。

 

でもこれって、日本人の感覚だな!と思うのです。

だって、わたしがカナダに留学してた時も、日本好きのカナダ人がよく

「ぼく、にほんごしゃべれるよ!知ってるよ!」と釣って?きたもんです。

でも、

コンニチハーとか、

スーシー

とか、

サムラーイ

 

とか言われて、

「ね?知ってるでしょ?すごいでしょ?」みたいな人がほとんどでした 笑

 

それはそれで面白かったのですが、これ、日本人なら絶対に自分から「知ってる」とか言わないレベルだよな・・・としみじみ思っていたのです。

 

反対にわたしが「英語少しだけわかる」と言って話すと、

「少しだけじゃないじゃないか!完璧だよ!!すごいよ!」とすんげー褒めてくれます。

 

いやーーやめてーーー!!!となんかいたたまれなくなったもんです。

 

が、日本人の求める「〇〇語知ってる」のレベルって、かなり高いですよね。

 

英語なら、字幕なしで映画が100%わかって、学術書とかも読めて、NASAの会議とかにも難なく参加できる=「わたし英語できるよ」を名乗れる、的な(笑)

 

だから街には、けっこうだいたい英語わかるのに、

むりむりむりむり!!っていう人が多いんだな〜と思うのです。

あと、シャイですしね。

 

ぺぺを見てると、この、謙虚さ・・・・・

ない。10パーセントくらいしかない。

 

しかしこういう自己肯定力こそ、わたしには必要なのかもしれない・・・

 

ぺぺが堂々ということの1つに、こんな言葉があります。

I'm happy who I am

(ぼくはこのままのぼくで幸せ)

 

すごい自己肯定力だ!!!!!こういう思考だから、いわゆる「陽気だ」「ほがらかだ」っていう雰囲気が醸し出されるんだろうなぁ〜〜

だからわたしも、外国のそういう雰囲気が好きなんだなぁ〜〜。

 

この褒められない日本社会において、たまにいたたまれなくなるぐらいべた褒めされるのも国際結婚のいいところですよ( ´∀`)笑

身近な人ひとのこともたまにはべた褒めしてみるといいのではないでしょうか??

 

そういえば、ぴったりの歌ありますよ。大学の頃好きだった、

HOME MADE家族の、「ホメられると伸びるタイプ」っていう歌・・・

興味あったら聞いて見てください♪♪

 

ちなみにそんなぺぺ、わたしのスペイン語のアクセントには厳しいんですよ!!

そこはホメんかい!!

 

 

 

ウユユ~イ

♪おくさん おくさん わたしのおくさーん♪♪
作詞・作曲 ぺぺ

私たちは会話をしているとよく、連想ゲームみたいになるのですが、今日はそんな国際カップルあるある(だと、勝手に思っている 笑)をご紹介。

冒頭のなぞの歌を歌い終わったぺぺが、おもむろに一言。
「おくさんって、響き的にはオクサナ(女性の名前)だから、覚えやすかった~!おくさん、オクサナ!」

いやー、そうそう、そうやって覚えてゆくよね、外国語はさっ(´ω`)

で、わたしもスペイン語を練習しようと、からだのパーツを教えてもらっていたんですが、
おなかのスペイン語は「エストマゴ」なんだって!
私が、「エストマゴ?タマゴ?うふふっ」というと、卵嫌いのぺぺは
「ちがう~!トマゴ!エストマゴっ」とご立腹。
私「エスタマゴ~エスタマゴ~」
ぺぺ「トーマーゴー!!」
と、幼児レベルのやり取りを続ける国際夫婦😁💨💨

擬音語もぺぺにはすごく面白いらしく、わたしが何気なく
「いま、タオルが落ちた!パサッて落ちた」
というと、
「えっ、なになに!?もう一回言って~パサッッ」

なにしろ「パサッ」は、スペイン語で「pasa」、
=英語でpassっていう別の意味があります。

前にちょっとこのブログでも紹介した、
バカ(=牛)、アホ(=ニンニク)みたいなもんですね(´∀`)

とりとめもなく書いちゃいましたが、こうしたやり取りがしょっちゅうあるのも国際夫婦の面白いとこです🌟

さて、最後に表題の「ウユユ~イ」ですが、これは「イエーイ」とか「ヒュー♪」に相当するスペイン語の感嘆詞で、昔メキシコのコメディアンが言っていたそうな。
ぺぺが突然言い出して、響きがあまりに面白かったので、今我が家でブームです(笑)

みなさんも「わぉ」「すごい!」「いいね~!」って場面で使ってみてください!

ウユユ~イ✨

ムラサキサークル

突然ですが私たち、整骨院に通っています。

こういう、いわゆるマッサージって、メキシコにはないものだそうです。

スパみたいな、オイルでなでなで系のならあるそうですが、

美容目的なのでちょっと違いますよね。

 

マッサージとかって東洋、っていうかアジア独特なものなんじゃないでしょうか?

 

なので、最初はぺぺも半信半疑で整骨院に行きだしたのですが、

行ってみるといい!なにこれ!ってなって、今ではすっかり好きになりました⭐︎

 

そんな整骨院で、わたしは先日「吸い玉」をやったんです( ´∀`)

もう、背中が痛いし、なんか自律神経が失調してる感じがバンバンしていて、

担当の先生に相談したところ、

「吸い玉おすすめですよ!」ということで、、、

わたしも知ってはいたけど初体験⭐︎

てかもう、この体調が良くなるならなんでもいい、なんでも試したい!

で、実際やってみると、、、

なんかきもちいい〜〜〜( ´∀`)

もちろん、吸い玉の跡はクッキリ!!

 

こりゃーぺぺに見せたらびっくりするぞ〜ぅ♪♪

と、家に帰ってぺぺに見せたら、思った通りの反応だったので、ちょっと久しぶりにイラストにしてみました↓↓

f:id:pepeaiko:20170625000713j:plain

 

ちなみにぺぺはラーメンが好きなので、「替え玉」という単語をすぐに覚えました。

 

この「吸い玉」、悪いところがよりムラサキになるのですが、わたしは肩甲骨まわり、ぺぺは腰でした!

 

背中がムラサキサークルズ夫婦の誕生です笑

 

そんなぺぺはきょう、また吸い玉治療をしたらしく、背中がけっこうなことになっていました( ´∀`)本人の大爆笑〜〜⭐︎

メキシコのカップル文化事情

突然ですが、欧米諸国って、カップル文化ってのがありますよね。

アメリカのドラマとか映画を見てると、ティーンでも

「パーティーには相手を連れて来ること」みたいな条件付きのものもけっこうあるし、

「一緒に行く相手もいないから恥ずかしい」とか、「相手見つけなきゃ」とか普通に言ってます。

 

わたしもカナダに留学していた時は、ちょいちょいこういう場面に遭遇したのですが、女子同士で参加したりすると、

「オトコを探しにきている女子グループもしくは女子同士のカップル」だと認識されがちです。1人で行くとちょっと変わったひと扱い・・・・・

 

とにかく、カップル文化って、それのおかげでくっつくキッカケにもなったりしますが、相手がいない人にとってはすごい肩身がせまい文化だな・・・と思うのです。

 

で、ぺぺに、メキシコにもこういうカップル文化って存在してるのか聞いてみました。

答えはNO( ´∀`)

ぺぺ曰く、

「そんな条件付きのパーティーとかないし、1人で行っても全然いいよ」

だそうです。うーん、やっぱり他の欧米諸国とは一線を画しているメキシコ文化。

その他の南米の国々はわかりませんが、欧米文化としてひとくくりにできないことがいっぱいあります。

特に北米とはかなり違う点がいっぱいありますね!

ま、カナダとアメリカも似て非なる文化なので一緒にすると嫌がられますが(笑)

 

まだまだ知らないことがたくさんのメキシコ、はやくこの目で見たいものです⭐︎

 

というわけで、年末の帰省に向けて航空券をチェックしていたのですが、今、アエロメヒコで就航10周年のキャンペーンしてますよ(๑・̑◡・̑๑)

日程組めるならかなりお得!でした!!

 

ごめんね

国際結婚って、思わぬところで落とし穴?があります。

日本人同士だったらなんとなく常識だよねってことが共有できないからです。

その最たるものが、ケンカしたときではなかろうか、と思う出来事がありました。

 

まー夫婦のケンカの原因ってくっっっだらないのですが、

女性って、特有のサイクルがあるので(笑)、やたらイライラしてる時とかあるんです。

そんな時にメキシカンジョークを言われ、なんだかすっごくプンプンしてしまったのですが、、、

 

ここで!日本人ならきっと、とりあえず「ごめんね」って言う

と思うんですが、メキシコ人は自分で悪いことしたな、自分が悪いと思う場合しか「ごめんね」って言わない

 

のです。

 

メキシコ人だけでなく、日本みたいにとりあえず「ごめんね」っていう文化は珍しいと思うんですが、こっちもプンプンしてるので、そんな文化の違いがあることもすっかり忘れ、

「とりあえずヨメがぷんぷんしてるんだからあやまってよ!あやまればおちつくのーー!!!」

と八つ当たりしたところ、

「だって悪いことしたと思ってないんだもん!ジョークだったんだもん!ごめんねって言わなきゃいけない状況だと思わなかったんだもん!」

と真顔で言われ、

わたし「怒らせた=悪いことしてるやん!」

ぺぺ 「でも怒らせる気がなかったんだから、ごめんって言わないことにそんなに怒ることないじゃん!!」

と、だんだんわけのわからないやりとりになってきて、最後はお互いなにに怒ってるのかわからなくなり、疲れてきたので(笑)、

 

「日本では、そして日本人にとっては、とりあえずごめんねっていうのはとっても大切なんだよ・・・謝れば場が和むんだよ・・・ほんとに心から思ってなくてもいいんだよ・・・」

と、文化のレクチャーをしたところ、

ぺぺも、「ふぅーん。じゃ、ごめんね」とけっこう素直に受け止めてくれ、わけのわからない痴話喧嘩は無事終了。。。

 

たしかに、こういう細々したことって、じつはそういうシチュエーションになってからしか気づかないんだな。。。

ちょっと前に書いた、きゅうりを洗剤で洗う事件と似てるな、と思ったのでした。

 

わたしも、ぺぺが日本人ぽい?ことに甘えていたな、と反省。

自分が国際結婚だったことを改めて思い出したのでした(笑)

 

それにしてもぺぺに説明しながら、

「とりあえず謝る」とか、「とりあえずハイ」とか、自分はこう思ったなんていうと「言い訳をするな」とか言われる日本社会って、海外の人から見たらちょっと変なんだろうな・・・とちょっと思いました。

 

かくいうわたしも、昭和生まれで運動部だったので、「とりあえずハイ!」「言い訳をするな!」の世界で育ったクチですが、そのせいで自分の意見をのみこんでしまうくせもついてしまっているので、ちゃんと自分の思ったことを伝えるっていうのも大事だな、と、この痴話喧嘩から学びました。

 

ま、言い訳と言い分の区別って難しいですよね・・・( ´∀`)

 

というわけで、国際結婚夫婦ももちろん、ケンカするよって話でした(笑)

おつかれっ

↑いつも行くお気に入りの回転寿司に行って、一通り食べ終え、お会計をしてくれた店員さんにぺぺが放った一言。

 

ちょっっ!!!

「おつかれっ」とか、店員さんに言うことじゃないからっ!

というと、

 

「なんで?いいじゃない、言いたかったから〜〜」と、あいも変わらずマイペース。

 

ほんとに時々びっくりすること言うからなー。

子供と一緒だ。。。

 

で、ぺぺの日本語の使い方で、ちょっと違うけど意味はわかるシリーズ 笑

 

「〜だから」という理由を表す言い方で、けっこう「だ」が抜けるんですね。

例えば、

わたし「今日寒いね」

ぺぺ「うん、雨から〜〜」

 

って感じです。おしい!けどわかる!

 

あと、「〜してください」の言い方。

たぶん、pleaseと同じ感覚で、「ください」をつければお願い系になると思ってる節があり、

出かける時などに、わたしのカバンに何か入れて欲しい時など、その物を渡しながら、

「くださ〜い」と言います( ´∀`)

 

ん?何が欲しいのかな??

って聞くと、

「ちがう〜。これ、くださ〜い」

と、ドツボにハマるぺぺ。

 

わたしは意味わかるけどさ、他の人に言う時はその場合、「お願いします」だから!

と説明するも、

 

「でも、お願いしますも、〜くださいも、pleaseじゃん!」

と若干憤っていました(゚∀゚)

 

いや〜〜日本語って複雑ですよねっ。

おつかれっっ。

お仕事選び

この時期、私の会社は転勤シーズンなのです。

それと同時に、新人が入って来る時期でもあります。

 

で、ぺぺから素朴な疑問が投げかけられました。

「日本でも、仕事を選ぶときは自分が勉強してきたことの延長のものを選ぶんだよね?インターンとかしてさ」

 

いやいや、それが日本では違うんだよ〜。

みーんな同じ時期に、みーんな同じスーツ着て、みーんな一斉に企業を回って試験を受けるの。

 

「ええっ!?自分が勉強してきてない仕事をどうやって受けるわけ?企業側も、どうやって採用するわけ??」

 

そうなの!私も日本のこのシステム、常々疑問を持っているのよ!

かくいう私は、リクルートスーツが嫌いだったし、

「なぜうちの会社を受けたんですか?」っていう質問が嫌いだったし(仕事内容とか給料を見て、あとはブランドとか価値観で受けるに決まってるやーん)、

その質問には、仕事のことなんて何も知らないのに「やりがいを求めて」とか言わなきゃいけない面接の雰囲気とか、全てが嫌だったので、全く積極的に就職活動をしてこなかったのです(笑)

誤解を恐れずにいうなら、粛々と任務を遂行する自信はあるので、変にビッグマウスで入社した人よりも全然仕事できる自信もありました。

まず雇ってくれよ、仕事する理由なんてまずは生きるためじゃーん、とめちゃくちゃ冷めていました。

 

と、暑苦しく思いの丈を語っていると、ぺぺは、

「へんなの。メキシコは自分が勉強してきたことを仕事にするんだよ。大学を選ぶときにもう、自分の方向性をある程度決めるんだよ。企業側も、基本的に自分の会社の仕事に必要な勉強をしてきた学生しかとらないよ。」

と言いました。

 

いきなり正社員という待遇も珍しいそうで、まずはトライアルとして働いて、能力を認められれば待遇も上がっていく制度がほとんど。

トライアル期間に適性がないとか、仕事ができないと判断されると、容赦無くお払い箱は当たり前だそうです。

日本みたいな、名ばかりトライアル期間とは違うんだなぁ〜。

いい!日本もそうすべきだよ!!

と思うのは私だけでしょうか??

 

なので、ぺぺに「うちの部署に全然仕事できない人いてさ〜、何にもしてないのに私より給料いいんだよね」とか愚痴ると、

「なんでクビにしないんだ!?」と、本気で驚かれます。

 

もちろん、就職活動はどの国でも簡単ではないと思いますし、自分が勉強してきたことと別のフィールドで活躍する場合ももちろんあると思いますが、マッチングの合理性は、日本は極端に悪いような気もします。

 

それに、転職するのが普通のことである海外に比べて、一度入った企業をやめることにすごい罪悪感みたいなものを持たせられる日本の社会性も関係しているのかもしれませんね。

 

私はとにかく、幸せに生きたい!から、働いてます。

休みを楽しく過ごすために働く、これ一番大事じゃないですか( ´∀`)?